こんにちは!今回は2025年2月にロサンゼルス・レイカーズに電撃移籍したことで大きな話題となっているルカ・ドンチッチの凄さを徹底解説してみたいと思います。ドンチッチは一見すると派手な身体能力が目立つタイプではないので、「あれ、ちょっと地味?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、そこにはとんでもない“本質”が隠れているんです。欧米の著名なバスケサイトや関係者による評価も交えながら、その秘密を紐解いていきましょう。
驚異的なスタッツと記録
まずはドンチッチの数字をざっとおさらい。キャリア平均で約28.7得点、8.7リバウンド、8.3アシストを叩き出しているという事実は、もうNBAファンなら誰でもご存じですよね。この“あと少しでトリプルダブル”状態がデフォルトというのは本当に驚異的で、ここまで3部門全てで際立つ数字を残している選手はNBAの歴史上ほとんど見当たりません。
さらに、トリプルダブルの回数もとんでもないペースで積み上げていて、すでに80回以上を記録。通算では史上7位(2024-25シーズン時点)にランクインしており、ジェイソン・キッド(107回)に迫る勢いです。しかも全30チームを相手にトリプルダブルを達成しているという、歴代でも数名しかいない快挙もやってのけました。
忘れてはいけないのが、60得点・21リバウンド・10アシストという前代未聞の「60点トリプルダブル」達成です。それだけでも尋常じゃないのに、若干20代半ばという年齢を考えると衝撃度が増します。新人王、オールNBAファーストチームの常連といった実績も加味すれば、「歴史級」という表現が決して大げさではないことがわかります。実際、24歳までに5度のファーストチーム入りというのはケビン・デュラントやティム・ダンカンすら超えて、史上最多ペース。数字が何よりも雄弁に彼の凄さを物語っています。
卓越したバスケットボールIQとゲームメイク能力
でも、本当のドンチッチの魅力は数字に表れない“ゲームの支配力”にあると言っても過言ではありません。19歳でNBAにデビューした頃から「ルーキーなのに、まるでベテランのようにプレーを読む力がある」と評され、コート上での洞察力や状況判断のレベルは超一級。身長201cmのサイズにガードさながらのスキルを持ち合わせ、ゆったりしたリズムで相手のディフェンスを翻弄します。
有名なのはグレッグ・ポポビッチ監督のコメント。彼はドンチッチについて「スキルと高IQを兼ね備えた、まさに美しいバスケットボールプレーヤー」と称賛しました。要するに、何をどうすれば試合の流れを変えられるのか、すべて計算ずくで動けるというわけなんですよね。速攻だけが武器というわけでもなく、セットオフェンスで相手の穴を突き、ピンポイントパスを通して味方を活かす。自ら得点を量産するときもあれば、ゲームメーカーに徹することもできる――その臨機応変さこそ、ドンチッチの神髄だと思います。
関係者からの評価・コメント
やはり、NBAのスターや名コーチがこぞって絶賛しているところをみると、ドンチッチの凄さがよりリアルに感じられます。レブロン・ジェームズは2022年のオールスターで、ドンチッチについて「自分を見ているようだ」と評したほど。リバウンドもパスもこなし、相手が油断すれば40点も叩き込むというスタイルは、確かにレブロンの若かりし頃を彷彿とさせますよね。
さらに、ドウェイン・ウェイドは「ダブルチームをさばき、コーナーのシューターにピンポイントでパスを通す姿はまるでレブロン級だ」と賛辞を送り、ポートランド・トレイルブレイザーズのヘッドコーチであるチャンシー・ビラップスも「リーグで最も守りづらい選手」と評価。しかも、ビラップスいわく「レブロンよりシュート力が上」だそうです。
ハーデンのステップバック、ラリー・バードの技巧、マジック・ジョンソンのパス、そしてレブロンの万能性――過去の偉人たちの長所を引き合いに出されることが多いのも面白いですよね。それだけ異次元の才能だと、具体的な比較対象を探すのが難しいということなのでしょう。
欧米メディアによる分析記事の視点
主要バスケメディアが「ドンチッチは歴史的に見ても規格外」と報じているのも頷けます。Bleacher Reportは、レギュラーシーズンでの28.7得点・8.7リバウンド・8.3アシストという数字について「こんなスタッツを残す選手は史上いない」と大々的に特集。しかもプレーオフになると平均31.0得点・9.3リバウンド・8.2アシストというさらに凄まじい成績を残しており、これも唯一無二と評価しています。BPM(ボックスプラスマイナス)など高度な指標でも歴代4位という分析結果が出ていて、マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズらの名前と並ぶレベルなのだとか。
The Ringerはプレイそのものの美しさに注目して、「滑らかなシュート、トリッキーなパス、ディフェンダーをまるで操るかのように抜き去るスタイルは誰が見ても明らかに異次元だ」と表現。また、ESPNでは「ヨーロッパ出身の逸材という事前評価すら過小評価だった」とまで言われています。同じスロベニア代表だったゴラン・ドラギッチが「EUでもNBAでもトッププレーヤーになる」と太鼓判を押していたようですが、ドンチッチの進化のスピードはその予想すら軽く超えてしまったというわけです。
レブロンやリーブスと比較した際のユニークな強み
ここで、レイカーズ移籍後にドンチッチと役割がかぶる二人の選手と比べてみたいと思います。チームの顔であるレブロン・ジェームズ。そして、昨シーズンから急成長を遂げたオースティン・リーブスです。
レブロンは身体能力と高いIQを兼ね備えた万能選手として知られますが、ドンチッチはそこまで“身体能力頼み”のスタイルではありません。むしろ、相手を自分のリズムに巻き込むことで圧倒していくタイプ。レブロンも「彼はゲームをコントロールする術を知っている。スピードが遅くても狙った場所へ行けるのは、まさにテンポの妙だ」と感嘆していました。しかも、ディフェンスがヘッジやドロップでどう出るかを先読みして、自分の肩でどこまで押し込めるかも計算済み。ピボットやスピンムーブで相手をやり過ごす姿は、スーパープレイというより高等数学のような美しさがありますよね。
オースティン・リーブスもIQ型のプレースタイルですが、ドンチッチはさらにその上をいく「MVP級の生産性」を兼ね備えています。体格と技術が卓越しているため、ポストアップも得意。そこからのパスでチームメイトを活かすだけでなく、自ら得点源としても爆発できるんです。ビラップスの言葉どおりシュート力もあるので、レブロンのような圧倒的フィジカルやリーブスのような渋い職人芸を超えた“知性とスキルのハイブリッド”と言えるでしょう。
結論:一見地味でも実はとんでもない選手
こうして振り返ると、ドンチッチが「地味に見えて実はとんでもない怪物」という評判はまさにその通り。歴史級のスタッツを積み上げるだけでなく、試合のテンポや展開を支配する知性、そして関係者やメディアからの絶賛が何よりもその凄さを裏付けています。
レイカーズへの移籍が実現したことで、レブロンという“現代のレジェンド”と肩を並べて、試合を支配できる超一級プレーヤーが二人揃うなんて恐ろしい状況が生まれているわけです。ダンクやスピードで沸かせるタイプじゃない分、華やかさに欠けると思う人もいるかもしれませんが、数字を見ても、当事者たちのコメントを見ても、存在感は圧倒的です。
結局のところ、ドンチッチの真価は「頭脳とスキルで試合をコントロールできる」点に尽きるのかな、と思います。欧米メディアや専門家の間でも「才能は疑う余地がない」と言われているように、彼こそ“現代の魔法使い”とも言うべき選手なんです。レイカーズ移籍という誰も考えもしなかったシナリオが現実となった今、私たちファンは目撃者としてとんでもない歴史の1ページに立ち会うことになりました。