こんにちは! バスケットボール大好きブロガーのKenです。今回は「個人プレーヤーが上達に活用できるスマホアプリ」について、徹底的に調べた結果をまとめてみました。実際に私自身や仲間たちが試してみたアプリも含め、各ジャンル別におすすめを紹介していきます。アプリごとに概要や価格、対応OS、日本語対応状況などの情報を整理してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


バスケットボール個人選手向けスマホアプリ徹底調査

1. シュートフォーム解析アプリ

HomeCourt(ホームコート)

  • 概要
    AIを搭載したカメラ分析アプリです。iPhone/iPadのカメラでシュート動作を撮影するだけで、シュートフォームをリアルタイム解析してくれます。角度やリリースタイミング、シュート成功率、リリース時間、ドリブル速度、ジャンプ高さなど詳細なスタッツも機材不要で自動計測してくれるのが魅力。ゲーム感覚でドリル練習を楽しめるうえ、NBA公式パートナーとしてプロ選手のドリルやチャレンジ機能も備えています。
  • 価格
    基本利用無料(一部プレミアム機能あり、アプリ内課金)。
  • 対応OS
    iOS(iPhone/iPad専用。Androidは未対応)。
  • 日本語対応
    なし(インターフェースは英語ですが、日本国内ユーザーも多数利用しています)。
  • 公式ダウンロード
    App Store

AIスマートコーチ(SoftBank「AIスマートコーチ」)

  • 概要
    ソフトバンクが提供するAI技術を活用したスポーツ練習サポートアプリで、バスケットボールを含む17種目に対応。お手本動画で正しい動作を学べるうえ、自分のフォームを撮影してAI骨格解析で比較することが可能です。シュートやドリブルなどのフォームのマッチ度合いをリアルタイムで数値化してくれるので、改善点がひと目でわかるのも便利。さらに日本代表選手出演の練習メニュー動画などコンテンツが充実しているのも魅力です。
  • 価格
    無料(ソフトバンクユーザー以外でも全機能を無料で利用できます)。
  • 対応OS
    iOS(iPhone/iPad)。Androidは専用アプリがなく、Webブラウザ版で対応。
  • 日本語対応
    あり(日本企業提供アプリなのでインターフェースやコンテンツは完全に日本語)。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Web版: 公式サイト

(「Hudl Technique」など汎用スポーツ動画分析アプリも存在しますが、現在はHudl社のチーム向けサービスに統合され、個人での利用例が少なくなっているため今回は割愛します。)


2. ドリル練習用アプリ(ボールハンドリング・シューティングドリル等)

DribbleUp(ドリブルアップ)

  • 概要
    スマートボールと連携してドリブルやハンドリングの練習ができるインタラクティブアプリです。専用のバスケットボールをスマホでスキャンすると、画面上に表示されるターゲットに合わせてドリブルする練習メニューが始まります。ゲーム感覚でスコアを競いながら、左右の手のスキル強化などボールさばきを効果的に磨けます。さらにプロコーチによるライブ配信レッスンも毎日開催され、名前を呼ばれながら指導してもらえるブートキャンプ形式のトレーニングも人気です。
  • 価格
    アプリ自体は無料ですが、練習用スマートボール(16,388円)の購入が必要。基本のドリルは無料で使え、ライブレッスン参加は初月無料で、それ以降は月額2,400円のサブスクになります。
  • 対応OS
    iOS / Android(両OSに対応。Amazon Fireタブレット版アプリも提供)。
  • 日本語対応
    なし(UIおよび音声指示は英語ですが、操作は直感的なため言語のハードルは低め)。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Google Play

94FEETOFGAME(ナインティフォー・フィート・オブ・ゲーム)

  • 概要
    NBAコーチとして3度の優勝経験をもつフィル・ハンディ氏によるトレーニングアプリ。スティーブ・ナッシュやハリソン・バーンズなど、NBAトップ選手を指導してきた厳選ドリルやワークアウトが収録されています。ハンドリングだけで60種類以上、シューティング指導、1日1つの日替わりドリルなど、幅広いスキル領域をカバー。コーチ向けの指導TIPやフィジカルトレーニングメニューもあるので、総合的なスキルアップを目指す方におすすめです。
  • 価格
    一部コンテンツは無料。7日間の無料トライアル後は月額$9.99のサブスクリプション登録が必要ですが、NBAコーチ直伝の内容としては比較的安価。
  • 対応OS
    iOS / Android(両OS対応)。
  • 日本語対応
    なし(映像デモが中心なので英語が苦手でも利用できます)。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Google Play

レベルアップ – バスケットボールのトレーニング

  • 概要
    「Level Up Basketball Training」というコミュニティ型のトレーニングアプリ。プロコーチ制作の数百種類のドリル動画とワークアウトメニューが収録され、毎月80本以上の新着動画が追加されます。自分のレベルや目的に合わせたドリルを選んで練習できるほか、チーム管理機能で仲間同士の練習メニュー共有や進捗記録も可能。「Basketball Community」を掲げているだけあって、コミュニティ機能が充実しているのが特徴です。
  • 価格
    アプリ本体は無料(広告あり)。アプリ内課金があり、追加コンテンツや機能解放のオプションが用意されています。
  • 対応OS
    iOS / Android(両OSに対応、開発元BLUELINDENによる複数OS展開)。
  • 日本語対応
    部分対応(メニュー等は英語表記が多いですが、ドリル動画を見て動きを真似できるので言語の壁は低め。ストア上の日本語説明は自動翻訳)。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Google Play

(Fitivity社の「Basketball Dribbling」「Basketball Shooting」など英語圏向けアプリも存在しますが、類似コンテンツが多いため主要アプリのみに絞っています。)


3. 戦術学習・バスケIQ向上アプリ

コーチのタクティカルボード – バスケットボール

  • 概要
    コート上で選手やボールのアイコンを動かしながら戦術を視覚的に立案できるアプリです。プレイの図解をタッチ操作で簡単に行え、フォーメーションの保存や共有も可能。試合前のミーティングやハーフタイムの戦略共有に便利で、交代選手の入れ替えやオフェンス・ディフェンス双方の配置検討にも重宝します。相手チームの動きを想定したシミュレーションも直感的に組み立てられるので、バスケIQを高めたい方にはうってつけ。
  • 価格
    無料(基本機能はすべて無料で使える可能性が高いが、アプリ内課金で広告除去や追加機能のアンロックがあるかもしれません)。
  • 対応OS
    iOS / Android(両OS対応、iPadなどタブレットでも利用可能)。
  • 日本語対応
    あり(一部)。メニューは英語表示が中心ですが、直感的に操作できるうえ、ストア上の解説文には日本語も用意されています。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Google Play

(戦術学習に特化したアプリはあまり多くありません。実際の試合映像の分析や戦術解説動画の視聴を組み合わせると、より理解が深まります。上記の作戦ボードアプリを活用して、再現・研究してみるのがおすすめです。)


4. トレーニング計画作成・管理アプリ

バスケットボール手帳

  • 概要
    練習計画の作成から実績記録までを一括管理できる、バスケットボール専用の手帳アプリです。日々の予定や練習メニュー、試合結果、メモを日付ごとに管理可能。たとえば「〇月〇日 午後:シュート100本(目標成功率70%)」というふうに登録し、終わったら実績や気づきをメモする使い方ができます。チームや選手ごとにデータをまとめられるので、自主練習の進捗把握や部活のスケジュール管理にも便利です。
  • 価格
    無料(アプリ内課金あり:追加機能解放や広告除去など)。
  • 対応OS
    iOS / Android(iPhone/iPad・Androidスマホに対応)。
  • 日本語対応
    あり(日本人開発者による完全日本語対応)。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Google Play

Pure Sweat Basketball Workouts(ピュアスウェット・バスケットボール)

  • 概要
    NBAスキルコーチのドリュー・ハンレン氏が提供するトレーニングプログラム作成アプリ。自分のレベル(中学・高校・大学・プロなど)や強化したいスキル、確保できる練習時間を入力すると、その場でカスタムメイドのワークアウトプランを生成してくれます。映像や音声の指示が付いているため、コーチが隣にいる感覚で練習を進められるのも強み。ワークアウト履歴は自動的に蓄積されるので、カテゴリー別の練習時間や不足部分も一目瞭然です。
  • 価格
    アプリDL自体は無料。7日間の無料トライアル終了後、月額$4.99(約550円)または年間$49.99のサブスク登録が必要。比較的リーズナブルな価格設定で本格的なトレーニング計画が手に入ります。
  • 対応OS
    iOS / Android(両OS対応)。
  • 日本語対応
    なし(UI・音声とも英語。専門用語があるので最低限の英語力があるとスムーズです)。
  • 公式ダウンロード
    App Store / Google Play

5. 試合・練習振り返り用分析アプリ(個人パフォーマンス記録など)

バスケスタッツ

  • 概要
    スタッツ記録・分析用アプリで、使いやすさが評判です。試合中のシュート、リバウンド、アシスト、スティールなどの各種プレーをリアルタイムでタップ操作するだけで簡単に記録できるため、スピーディーなゲーム展開でも問題なく対応可能。記録したデータは自動で集計され、選手ごとの得点やFG成功率、リバウンド数などを一覧表示。さらにはシュート地点と成否を示すシュートチャートもワンタップで生成できるので、得意・不得意なスポットの把握やチーム全体の弱点発見に役立ちます。
  • 価格
    無料(大半の機能は無料で利用可。プレミアム版へのアプリ内課金があるようですが詳細は不明)。
  • 対応OS
    iOSのみ(iPhone/iPad対応。2025年時点ではAndroid版は未提供)。
  • 日本語対応
    あり(日本人開発のため完全日本語インターフェース)。
  • 公式ダウンロード
    App Store

Hudl(ハドル)

  • 概要
    世界中で使用されている試合映像分析プラットフォーム。日本でも高校・大学を中心に導入実績があり、コーチや選手が試合ビデオをアップロードするだけで、シュートやリバウンドなど主要スタッツの自動タグ付けや集計(Hudl Assistなど)を行ってくれます。映像はチーム内で共有でき、特定シーンにコメントや描画を書き込みながら全員で振り返れるのが魅力。「本格的にゲーム分析をするならHudl」と言われるほど高機能ですが、個人で契約する場合はややハードルが高いかもしれません。所属チームが導入済みであれば、積極的に活用してみましょう。
  • 価格
    有料(高額)。チーム向け年間契約制で数十万円規模の料金といわれています。個人単位の契約プランは基本的にありません。
  • 対応OS
    iOS / Android(公式アプリが両OS向けに提供されており、PCブラウザでも利用可)。
  • 日本語対応
    部分対応(日本公式サイトやサポートはあるものの、アプリUIは英語が中心。ただし操作性はシンプル)。
  • 公式ダウンロード
    Hudl公式サイト(日本) / App Store / Google Play

(個人利用としては、試合動画をスマホで撮影して「バスケスタッツ」で手動入力する方法が費用対効果的におすすめです。さらにiPadアプリ「Basket Plus (バスケプラス)」を使えば、スタッツ記録と動画連携によるプレイ分析が可能(有料)。目的や予算に応じて使い分けると良いでしょう。)


まとめ

これらのアプリを上手に組み合わせて活用すると、シュートフォームの改善からドリブル強化、戦術学習、トレーニング計画作成、そして試合分析まで、バスケットボールのあらゆる分野で効果的な練習ができるようになります。どれもそれぞれ得意なジャンルや機能が異なるので、自分の課題や練習スタイルに合わせて選ぶのがポイント。まずは無料で使える部分から試してみて、続けやすいものを探してみてください。

参考資料:

  • 各アプリの公式サイト・ストア説明
  • 日本語のレビュー記事 など

これからますます進化していくスポーツテックの世界。上達のヒントやモチベーションを高める一助として、ぜひ今回の情報を活用してみてくださいね!